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国家安全保障会議 (日本)[こっかあんぜんほしょうかいぎ]
国家安全保障会議(こっかあんぜんほしょうかいぎ、〔About Ministry Organization Chart 防衛省公式サイト〕、略称:)は、日本の行政機関の一つである。国家安全保障会議設置法に基づき、国家安全保障に関する重要事項および重大緊急事態への対処を審議する目的で、内閣に置かれる。報道などではアメリカ合衆国の国家安全保障会議(NSC)になぞらえて「日本版NSC」と呼ばれることもある。 主任の大臣および議長は、内閣総理大臣。内閣総理大臣と一部の国務大臣により構成され、四大臣会合を中核として、九大臣会合、緊急大臣会合の三形態の会合が置かれる。 == 概要 == 国家安全保障会議は内閣に設置され、国家安全保障の重要事項を審議する機関であり(国家安全保障会議設置法1条)、首相の政策決定や政治的決断のサポートを行う。国家安全保障会議の組織は会議と事務組織から構成される。 国家安全保障会議の司令塔となるのが首相、官房長官、外相、防衛相によって構成される「4大臣会合」である。この会議は月2回程度開催され、安全保障に関する政策を協議して対外政策の基本的な方向性を決定する〔。前身の安全保障会議と同じ構成の「9大臣会合」は必要に応じて開催され、多角的な観点から国防の指針や緊急時の対処といった安全保障の重要事項について審議する〔。参加者は4大臣に加えて副総理、総務大臣、財務大臣、経産大臣、国交大臣、国家公安委員長が加わる。さらに緊急事態の際に開かれ、総理と官房長官のほかに首相が定めた大臣が出席する「緊急事態大臣会合」がある〔。これらの会議には大臣のほか必要に応じ、総理大臣の許可を得たうえで統合幕僚長などの関係者を出席させる事ができる〔。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 National Security Council (Japan) 」があります。
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