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一般社団法人日本競輪選手会(にほんけいりんせんしゅかい、''Japan Professional Cyclist Union''、略称:JPCU)は、日本の競輪選手を会員とする一般社団法人。2013年(平成25年)10月1日現在の会員数は2729名で、理事長は佐久間重光。 == 組織概要 == 競輪の創設と共に、各地に結成された競輪の選手会を全国的に統合するため、1951年5月9日に『日本プロフェッショナル・サイクリスト連合』として結成され、翌年4月より社団法人日本競輪選手会(以下、選手会)として正式に発足した。 選手会支部は37都道府県に設置されており、競輪選手はいずれかの支部に所属しなければならず、無所属の場合は競走の斡旋をJKAから拒否される。また選手に対し非常に強い権限を持っており、事実上、選手の雇用主としての側面もある(退職金の支給額に関する権限もある)。一般の報道などで競輪選手の身分を紹介する際には、日本競輪選手会またはJPCU所属と表記されることが多い。 役員は、理事長1名・専務理事1名・常務理事2名・常任理事8名・理事7名・監事3名(内、公認会計士1名)となっている。うち理事長・専務理事・常務理事は常勤役員。選手会の役員は競輪選手ではあるものの、競走へはあまり参加していない。これは選手会の業務が忙しいためと言われる。そのため何年も競走へは参加していない幹部も多い。しかし特別に登録消除(引退)にはならない規則となっている〔『競輪に係る業務の方法に関する規程 』第83条2(1)。現理事長の佐久間重光も近年は競走に出走しておらず事務に専念している。〕。 競輪選手が競輪以外の自転車競技に関わる時は、関連団体の「日本プロフェッショナルサイクリスト協会」(Japan Professional Cyclist Association・略称JPCA) を通して行なっている。なおJPCAは競輪以外のプロ自転車競技選手も登録している。 近年では競輪とは関係ない独自の事業を行って選手会への積立金を立て、会員(選手)に還元する試みを行っている。 選手は、選手会に入会すると同時に共済会(負傷や休業に対する補償を行う)にも入会するシステムになっているという〔スポーツニッポン・2014年2月26日付 20面「本紙評論家・井上茂徳の目」〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本競輪選手会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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