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日本経済学会・石川賞(にほんけいざいがっかい・いしかわしょう)は、日本の経済学者だった石川経夫の夭折を惜しみ、日本経済学会が日本の経済・社会問題の解決を志向した実証研究の功績を表彰する為に創設した学術賞である〔国際的な業績に対して与えられるために理論研究に受賞分野が偏重している中原賞との差別化を図ったものと思われる。ただし、中原賞受賞者の中にも少数ながら実証研究を専門とする経済学者は存在する。〕。 賞金は毎年50万円程度が10年間に渡って支給される。受賞対象者は受賞決定時(前年の12月31日時点)の年齢が50歳未満であり〔他方、中原賞の年齢制限は「45歳未満」である。〕、また中原賞を受賞していないことが条件となっている〔ただし、中原賞には「石川賞を受賞していないこと」という条件がないため、石川賞、中原賞の両方を受賞することは原理上は可能である。実際、大竹(第1回受賞)、福田(第4回受賞)、澤田(第6回受賞)、大橋(第9回受賞)は受賞時45歳未満であったため、石川賞受賞後に中原賞を受賞する可能性は十分にあったといえる。〕 ==受賞者一覧== *第01回(2006年) 大竹文雄 *第02回(2007年) 齊藤誠 *第03回(2008年) 岩本康志 *第04回(2009年) 福田慎一 *第05回(2010年) 宮尾龍蔵 *第06回(2011年) 澤田康幸 *第07回(2012年) 玄田有史 *第08回(2013年) 柳川範之 *第09回(2014年) 大橋弘 *第10回(2015年) 塩路悦朗 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本経済学会・石川賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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