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日本蝶類学会 : ウィキペディア日本語版
日本蝶類学会[にほんちょうるいがっかい]
日本蝶類学会(にほんちょうるいがっかい、英称:''The Butterfly Society of Japan'')は、に興味を持つプロおよびアマチュア研究者を主な構成員とする日本学会である。
== 歴史 ==

1992年設立。現在入手できる分布、分類、生活史等の蝶に関する情報は、熱心なアマチュアの活動と、それを纏めてリードしてきた専門家の指導の積み上げである。日本蝶類学会は、こうした過去からの幅広い活動を継承する立場において、広く蝶類に関連した事項の研究を推進し、知識を普及させるとともに、会員相互の親睦を図ることを目的として設立された。設立準備委員長は五十嵐邁、副委員長は藤岡知夫。蝶の愛好家である鳩山邦夫ファーブル昆虫記を訳したフランス文学者奥本大三郎も加わった。
しかし、後年、二人の幹部が会長の椅子をめぐって反目し合った事から会が分裂し、団体名の使用などをめぐって裁判となる。2008年1月7日和解が成立し〔日本蝶類学会(テングアゲハ)会報No.37 〕、それぞれ独立した存在として独自の活動を行うこととなった。
これにより両団体は、学会名は同じ名前「日本蝶類学会」を使用し会誌も同名の『バタフライズ』を発行するが、名称の後に「(テングアゲハ)」と「(フジミドリシジミ)」という蝶の名前を付して区別することとなった。
その後、2014年11月1日に日本蝶類学会(フジミドリシジミ)が「日本蝶類科学学会」に改称し、会誌も「バタフライ・サイエンス」と変更したことで、同名称の団体・雑誌が存在する状態は解消された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日本蝶類学会」の詳細全文を読む



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