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日本製紙釧路工場[にほんせいしくしろこうじょう]
日本製紙釧路工場は、北海道釧路市にある日本製紙の製紙工場である。 == 歴史 == 釧路では、釧路湿原に近い天寧地区で1901年(明治34年)から前田製紙がパルプ工場の操業を開始したが、販売不振と工場設備の不備による操業不調により会社存続が困難になったことから、富士製紙の出資する北海紙料による救済が図られた。1906年(明治39年)に北海紙料は富士製紙に買収され、直営の富士製紙第4工場(天寧工場)となるが、1913年(大正2年)1月4日、火災により全焼、操業を停止した。 富士製紙は、釧路工場を着工していた北海道興業を、1919年(大正8年)3月に合併、富士製紙釧路工場として1920年(大正9年)7月に操業を開始した。1933年(昭和8年)の旧・王子製紙への吸収合併により、王子製紙釧路工場となり、1949年(昭和24年)の王子製紙解体に伴う十條製紙への移管で十條製紙釧路工場、さらに1993年(平成5年)の日本製紙設立により日本製紙釧路工場となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本製紙釧路工場」の詳細全文を読む
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