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日本製鐵清津製鉄所[せいしんせいてつしょ] 清津製鉄所(せいしんせいてつしょ)は、かつて存在した日本製鐵株式會社(日鉄)の製鉄所である。朝鮮咸鏡北道清津府(現在の朝鮮民主主義人民共和国咸鏡北道清津市)に建設された。 == 立地 == 清津は朝鮮の北東部にある日本海沿岸の都市で、満州国やソビエト連邦にも近接する。元々清津付近は漁村にすぎなかったが、日露戦争で日本軍の上陸地となってから往来が急増し、1907年(明治40年)には人口1400人余りの小市街となった。物資出入の重要港となり、1916年(大正5年)からは鉄道が開通し運輸量も多くなった。 原材料の立地条件が良いという利点があり、北西100kmに茂山鉄山を控え鉄鉱石が確保でき、満州の密山・鶴岡の炭鉱から石炭を確保できた。また、茂山の他にも鉄山があり、石灰石の鉱山も付近にあった。海上輸送の便も良港とされた清津港を控えるため良好であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本製鐵清津製鉄所」の詳細全文を読む
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