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日本近代文学会(にほんきんだいぶんがくかい)は、日本の学術団体。日本の明治以降の文学を研究するものとして最大のもの。 1950年、吉田精一の発案により伊狩章、村松定孝が話し合い、本間久雄、杉森久英が加わって学会設立の機運が高まり、12月に成瀬正勝、稲垣達郎が加わって設立委員会が行われ、1951年1月20日、近代日本文学会設立総会が開かれた。事務局は河出書房に置かれ、会長に本間が就任。翌年より事務局は東京堂に移り、57年に本間が名誉会長に退くと会長制が廃止されて代表理事が代表となり初代に勝本が就いた。 1958年、顧問に青野季吉、木村毅、佐藤春夫、塩田良平、正宗白鳥、久松潜一、人見円吉、柳田泉、矢野峰人、湯地孝を迎えた。59年事務局は東京教育大学に移る。64年より会誌『日本近代文学』を年一回刊行、会名も日本近代文学会と改まった。 ==歴代代表== *会長 *1951 本間久雄(のち名誉会長)(早大) *代表理事 *1957 勝本清一郎 *1962 稲垣達郎(早大) *1964 成瀬正勝(東大教養学部) *1966 吉田精一(東大文学部) *1968 木俣修(歌人) *1970 高田瑞穂(成城大学) *1972 川副国基(早大) *1974 稲垣達郎 *1976 吉田精一 *1980 田中保隆(聖心女子大) *1982 猪野謙二 (法政大) *1984 長谷川泉 *1986 安川定男(中央大) *1988 紅野敏郎(早大) *1992 竹盛天雄(早大) *1996 平岡敏夫(筑波大) *1998 十川信介(学習院大) *2000 畑有三(専修大) *2002 東郷克美(早大) *2004 曾根博義(日大) *2006 池内輝雄(筑波大) *2008 山田有策(東京学芸大) *2010 中島国彦(早大) *2011 日高昭二(神奈川大) *2014 松村友視(慶応大) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本近代文学会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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