|
公益財団法人日本野鳥の会(にほんやちょうのかい、Wild Bird Society of Japan)は、野鳥の保護と調査研究、自然環境の保護を目的として創立された会員制の財団法人。 バード・ウォッチングの会(探鳥会)などを開いて自然の尊さを啓蒙し、サンクチュアリや野鳥保護区の制定に尽力している。会誌として『野鳥』を年11回、一般向けにフリーマガジン『Toriino』を年に4回発刊している。 ==歴史== 1934年、中西悟堂、黒田長礼、北原白秋、鷹司家、戸川秋骨、金田一春彦、窪田空穂、竹友藻風、柳田國男、内田清之助らを設立発起人に、「日本野鳥之会」として創立。初探鳥は裾野市。会誌『野鳥』は、大正から昭和初期にかけ、歴史、民俗、考古学関係の名著を多数世に送り出した岡書院店主、岡茂雄が、最初は固辞したものの、中西の懇請を容れる形で編集と刊行作業の実務を担った。1934年(昭和9)5月の創刊号から1935年(昭和10)9月まで、岡が山岳関係の書籍を扱った梓書房の名義で出版されていた。岡によれば、創刊当初は「野鳥(やちょう)」と言う言葉が知られておらず、「のどり」と読む人が多かったと言う(岡1974)。 1970年に財団法人化され、2009年に創立75周年を迎えた。 2009年現在の本部は東京都品川区西五反田3丁目9番23号、会員・サポーターは5万1千人。全国の都道府県に計90の支部がある。 2011年4月1日、公益法人制度改革に伴い、公益財団法人に移行。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本野鳥の会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|