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日清商品陳列所[にっしんしょうひんちんれつしょ] 日清商品陳列所(にっしんしょうひんちんれつしょ)は、日清貿易研究所の卒業生のために設立された貿易実務研修機関。 ==来歴== 日清貿易研究所は、研究所卒業生らが貿易実務に携わるべき商社「日清貿易商会」の設立は資金面から依然として困難であると考え、これに代わるものとして「日清商品陳列所」を開設することにした。これは大阪の豪商岡崎栄三郎の出資により、明治26年の春から開館準備に着手し、上海税関付近に設置され、その南隣に「日華洋行」と称する岡崎の商店が設けられた〔社団法人滬友会、東亜同文書院大学史、興学社〕。 日清貿易研究所の学生は、明治26年6月末に卒業式を挙行、89名に対し卒業証書が授与された。卒業生は引き続き商品陳列所で実習に当たることになっていたが、その多くが帰国したまま、学費その他の関係で帰来せず、継続実習に従事した者は約40名であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日清商品陳列所」の詳細全文を読む
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