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日産・アベニール : ウィキペディア日本語版
日産・アベニール[にっさんあべにーる]
アベニール(''AVENIR'' )は、日産車体が製造、日産自動車が販売していたステーションワゴン型の乗用車である。初代にはライトバンであるアベニールカーゴの設定もあった。
== 歴史 ==

=== 初代(1990年 - 1999年) ===

;1990年5月
:W10型登場。スカイラインワゴン(R31型) / バン(R30型)ブルーバードワゴン / バン(いずれもU11型)を統合させたステーションワゴン並びにライトバンである。プリメーラ(P10型)のワゴン版としての位置付けであり、欧州には「プリメーラワゴン(初代)」として投入された。乗用モデル(ワゴン)と商用モデル(カーゴ。最大積載量500kg)が存在。ワゴンのグレード名は「ei(エイ)」、「bi:(ビー)」、「si:(シー)」と名づけられていた。
:エンジンはSR20DEとSR18Di、カーゴはGA16DSと、ディーゼルエンジンCD20。
;1990年10月
:4WD車追加。ワゴンはアテーサシステムを搭載したフルタイム4WDで2,000ccのみの設定、カーゴはガソリン車にのみ設定されこちらはパートタイム4WD。カーゴ4WDの最大積載量は400kg。
;1992年6月
:ワゴン特別仕様車「EXC」発売。
;1993年1月
:マイナーチェンジによりグリル等が変更される。ワゴンの搭載エンジンのSR18DiエンジンがSR18DEに変更になり、ワゴンにディーゼルエンジンCD20T搭載モデル(4ATのみ)と、本皮シートを装備した最上級グレード「ef(エフ)」を追加。
;1993年12月
:「salut!(サリュー!)」追加。
;1994年11月
:一部変更。「bi:」にCD20T型ディーゼルターボエンジン搭載モデルを追加し、「ei:」を廃止。
;1995年8月
:ワゴンを大幅にマイナーチェンジ。同時に全てのグレード名に「サリュー」を冠した事から、営業上の車名を「アベニールサリュー」とした(正式な車名はアベニールのまま)。ヒット商品となったスバル・レガシィを意識した、外観を中心とした手直しとも言え、リアオーバーハングを延長した上で、リアコンビネーションランプを横長の大型のものに変更し、新たにガラスハッチを採用、併せてエンジンフード、ラジエータグリル、フロントバンパーもボリュームのある形状に変更された。これらは当時のウイングロードプレーリージョイにも共通の手法であるが、初期のプレーンなスタイルを引き継ぐのはバンモデルのアベニールカーゴのみとなった。また、運転席SRSエアバッグが標準装備となり、インパネはP10プリメーラと共通化、4WDに直列4気筒DOHC SR20DET型ターボ付エンジン搭載モデルを設定した〔SR20DET型搭載モデルのインタークーラーは当時のシルビア/180SXより大きなサイズが設定された。〕。

ファイル:Nissan Avenir Salut 001.JPG|オーテック
アベニールサリュー
エアロエクスプレス(1997年)
ファイル:Nissan Avenir Cargo 008.JPG|カーゴ(リア)



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日産・アベニール」の詳細全文を読む



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