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日輪舎[にちりんしゃ]
日輪舎(にちりんしゃ)はかつて岐阜県各務原市に存在した施設。川崎造船所(現:川崎重工)少年院修練道場や、各務原少年訓練所、岐阜少年院などに使用され、円形の建物が特徴であった。 ==概要== 各務山の山麓(現在の各務原市各務山ノ前町1丁目附近の各務原スポーツ広場)に所在した。この地域は、高山本線の各務ヶ原駅から近く交通の便がよいこと、川崎造船所工場や軍の基地(各務原飛行場)からも近いことから、はじめは結核の診療所をつくる計画が持ち上がっていたが、地域住民からの反対があり、中止となった。しかしその後、川崎造船所が少年修練道場として日輪舎をつくる話が具体化し、1943年(昭和18年)に完成した。この日輪舎は13棟あり、川崎造船の少年修練道場や、朝鮮人の宿泊施設、各務原少年訓練所として使われていた。1949年に法務府によって買収され、瀬戸少年院の分院「各務農芸学院」となる。1952年には独立した岐阜少年院となったが、日輪舎の建造物は1955年頃から解体されて姿を消した。 跡地は各務原スポーツ広場となっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日輪舎」の詳細全文を読む
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