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日野正晴[ひの まさはる]
日野 正晴（ひの まさはる、1936年1月9日 – ）は、日本の法律家、法学者。元金融庁長官、駿河台大学名誉教授。専門は刑事法、金融法。
==来歴==
1936年に宮城県で生まれる。1959年に東北大学法学部卒業後、同年に司法修習生となり、1961年に大阪地方検察庁検事に任官する。1978年に法務省入国管理局審判課長、1980年に東京地方検察庁総務部副部長、翌年に公判部副部長となる。1981年5月に国際連合アジア極東犯罪防止研修所次長、1984年には同所長を務める。1986年に法務大臣官房審議官（刑事局担当）を経て、1988年に最高検察庁（刑事部）検事、翌年に盛岡地方検察庁検事正、1990年に最高検察庁（公安部）検事を務め、1993年に最高検察庁公安部長を歴任する。そして、1994年に法務総合研究所長、1996年に仙台高等検察庁検事長、1997年に名古屋高等検察庁検事長となり、1998年に金融監督庁長官に就任する。2000年に金融庁長官となり、2001年に退官し顧問となる。同年に第一東京弁護士会に登録し、日野正晴法律事務所を開設する。
その後、駿河台大学法務研究科長・理事、東北大学理事となったほか、法務省検察官特別任用審査会会長、日本証券業協会特別顧問、財団法人アジア刑政財団理事、国際民商事法センター理事、日米法学会理事を歴任する。また、ジャスダック、住商リースやセブン銀行など複数の企業で役員を務めた。2013年現在、日本証券業協会公益理事、公益財団法人アジア刑政財団理事長、NPO法人証券・金融商品あっせん相談センター理事長、株式会社全国保証社外監査役、株式会社フジタ社外取締役、東北大学総長顧問などを務める。2013年秋の叙勲で瑞宝大綬章を授与された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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