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日野衆[ひのしゅう] 日野衆(ひのしゅう)とは室町時代から戦国時代にかけて伯耆国の日野郡一帯を支配していた国人衆のことをいう。主に日野山名氏、日野氏、進氏、原氏、蜂塚氏などの名が文献に見える。 ==日野衆の形成== 日野氏は『源平盛衰記』に郡司として名前が上げられ平安時代末期にはすでにこの地にあったとされるが、その他の諸氏は主に室町時代にこの地に勢力を張ったと思われる。出自が記録として明らかなのは山名氏と蜂塚で、日野山名氏は弘和/永徳年代に室町幕府侍所頭人、丹後・出雲・隠岐守護を務めた山名義幸が職を辞してこの地に入り日野屋形号を名乗った事を始めとする。蜂塚氏は『鳥取県神社誌』によれば文明16年(1484年)に初代・蜂塚安房守が江美城に入った事が始めとある。また、進氏は山名氏のもとで伯耆衆の一員になり応仁の乱に参加、その功によって進美濃守は南条氏と共に伯耆守護代に任じられている。これら諸氏が日野川に沿った街道や利水などの利害調整の為に日野山名氏を筆頭に衆派を形成したのが始りと思われる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日野衆」の詳細全文を読む
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