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日(にち、ひ、か)は # 一昼夜のあいだ。また、それを単位として数えるための語(概念)〔広辞苑第六版【日】〕。本項で詳述する。 # 日曜のこと。 →日曜日 日本語では、単独では「ひ」、漢語の数詞に続く場合は「にち」、和語の数詞に続く場合は「か」と読む(「よん」、また場合によっては「なな」は漢語数詞のように扱う)。 大和言葉での「ひ」と「か」の使い分けは、「一日」(ひとひ)、「二日」(ふつか)、「三日」(みか)、「四日」(よか)、「五日」(いつか)、「十日」(とをか)、「二十日」(はつか)、「三十日」(みそか)のように単数の日は「ひ」、複数の日は「か」が用いられる。 もともと「1日」というのは地球の自転の1周期の時間であって、人類社会に普遍的な単位であり、どの文明においても、どの度量衡においてもよく使われてきた。しかし「1日」と言っても天文学には様々な時刻系があり、太陽時、平均太陽時、世界時(UT)、恒星時、暦表時(ET)ではそれぞれ長さが異なっている〔ブリタニカ百科事典〕。例えば、時間の単位としての日(単位記号:d)と、暦日(平均太陽日又は「一日の長さ(LOD:Length of Day)」とは、その時間間隔が異なる。 == 時間の単位としての日 == 近代的な計量単位系においては「秒(s)」が時間の基本単位となっており、日 = 24時間 = 1440分 = 86 400秒と定義される。「日」は国際単位系(SI)では、分や時などと共に、SI併用単位(SIと併用されるがSIに属さない単位」の1つである〔 国際文書第 8 版 (2006) 国際単位系(SI)日本語版 訳・監修 (独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター, p.36, 表 6 SI単位と併用される非 SI 単位 〕。その単位記号は「d」である。 ただし、日本の計量法体系では、「日」は時間の単位とは定義されておらず、暦の単位として位置づけられている〔 計量法 別表第一 物象の状態の量の「時間」の欄〕。計量法における時間の単位は、10の整数乗倍のものを除いては、秒、分、時のみである。日、週、月、年は暦の単位であり、計量法における単位の使用規制の対象外である。したがって、暦の単位としてd(日)を取引又は証明に用いることは可能である〔 単位に関するよくあるご質問と答え (2)計量単位に関する質問/取引又は証明に使用する際の質問 Q5・A5 「時間の計量単位としてd(日)を取引又は証明に使用できるか。」 、知的基盤・計量行政、経済産業省 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Day 」があります。 スポンサード リンク
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