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旧制武蔵高等学校(きゅうせいむさしこうとうがっこう)は、1921年(大正10年)12月、東京府(現在の東京都練馬区)に設立された私立の旧制高等学校である。略称は「武高」。 == 概要 == * 財界人の根津嘉一郎によって作られた根津育英会を設置者(経営母体)に、改正高等学校令により設立された。私立の旧制高等学校としては最初のものである。 * 現在の高等学校と混同されることがあるが、現在の高等学校は中等教育機関であり、旧制高等学校である旧制武蔵高等学校の教育内容は現在の大学教養課程に近い。 * 旧制中学校に相当する修業年限4年の尋常科、大学予科相当の文科・理科からなる3年の高等科が設置された7年制旧制高等学校である。生徒には東京出身者が多かった〔秦郁彦『旧制高校物語』p.162。〕。 * 寄宿舎として尋常科の慎独寮、高等科の双桂寮・愛日寮が設置された。 * 現在の新制武蔵中学校・高等学校の構成母体となり、一部は武蔵大学経済学部に継承された。同窓会は武蔵中学校・高等学校の同窓会に継承されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「武蔵高等学校 (旧制)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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