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旧日本銀行広島支店(きゅうにっぽんぎんこうひろしましてん)は、広島県広島市中区袋町にある、日本銀行のかつての営業所。 現存する被爆建物の一つであり、広島市指定重要文化財。遺構として一般公開されており、芸術文化活動拠点としても利用されている。施設は日銀が所有し、広島市が運営管理している。 == 概要 == かつて水主町にあった日銀営業所を業務拡大に伴い、1936年(昭和11年)9月にこの地に移転。1992年(平成4年)3月中区基町に移転するまで使用された。 特徴的な渦巻状の柱頭をのせた角柱などギリシャ建築・ローマ建築風の古典様式で、広島における昭和初期を代表する建築物の一つ。 日銀支店ということから堅牢に造られていたため、爆心地からわずか380mという近距離であったが被災にも耐えている。広島に現存する被爆建物の中でも抜群に保存状態がよい。 2000年(平成12年)7月、市指定重要文化財に指定、日銀から市へ無償貸与された。国の重要文化財に指定されれば日銀から市に無償譲与されることが決定している。 常時開館しており屋内を見学できる。また広島市民局文化スポーツ部文化振興課に申し込めば入場料の発生しない芸術文化活動会場としても使用できる。 東隣に頼山陽史跡資料館がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旧日本銀行広島支店」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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