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旧日立航空機立川工場変電所 : ウィキペディア日本語版 | 旧日立航空機立川工場変電所[きゅうひたちこうくうきたちかわこうじょうへんでんしょ]
旧日立航空機立川工場変電所(きゅうひたちこうくうきたちかわこうじょうへんでんしょ)は、東京都東大和市にある、1938年(昭和13年)から1993年(平成5年)まで使用されていた変電所である。戦災建築物であり、東大和市の史跡に指定されている。 == 概要 ==
この変電所は、航空機のエンジンを生産する軍需工場へ送電する変電施設として1938年(昭和13年)に東京瓦斯電気工業株式会社変電所として作られた。翌年には日立製作所と合併、日立航空機株式会社立川工場<立川発動機製作所>の変電所に改称する。戦局の激化に伴い1945年(昭和20年)2月17日、F6Fヘルキャット戦闘機、4月19日、P-51ムスタング戦闘機らによる機銃掃射、4月24日にはB-29 100機の編隊による空襲により被災。隣接する工場は大破したが変電所は大きな被害は免れた。戦後は、東京瓦斯電気工業を合併した富士自動車(後の小松ゼノア)立川工場の変電所として機銃掃射を受けたクレーター状の弾痕を残しつつ、内部の変電施設の更新を実施しながら1993年(平成5年)まで変電所として使用された。〔都立東大和南公園・変電所前の解説パネルから建物の竣工年度、空襲年表など。〕
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