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旧横浜ゴム平塚製造所記念館 : ウィキペディア日本語版 | 旧横浜ゴム平塚製造所記念館[きゅうよこはまごむひらつかせいぞうしょきねんかん]
旧横浜ゴム平塚製造所記念館(きゅうよこはまごむひらつかせいぞうしょきねんかん)とは、神奈川県平塚市の八幡山公園(平塚八幡宮横)にある西洋館である。愛称は「八幡山の洋館」。 == 概要 == もともと平塚市追分の横浜ゴム平塚製造所内の敷地に存在していたこの建物は、1912年頃に無煙火薬を製造していた「日本火薬製造」(資料によっては『日本爆発物製造』とも)によって建造された。当時の最新建築デザインであったアーチ型の窓や塔屋が特徴である。その後1919年に日本火薬製造が海軍によって買収され「海軍火薬廠」となってからは主に将校クラブ(横須賀水交社)の応接室や娯楽室などとして利用された。 平塚空襲の際は焼失を免れたが、終戦後に火薬廠は進駐軍によって接収された。1950年に接収解除されると旧火薬廠の土地・建物は横浜ゴムに払い下げられ、同社平塚製造所の会議室や応接室として利用されていた。1955年の神奈川国体時においては昭和天皇の御休憩所としても利用された。 しかし老朽化や耐震性等の問題もあって2001年に横浜ゴムは平塚市に対し「建物を取り壊したい」と申し入れたが、建物を保存したい市側の意向もあり2004年4月に横浜ゴムから市に無償贈与を受けた。2004年7月に国の登録有形文化財に登録された。その後丸3年をかけて解体・移築工事が行われ、2009年3月に八幡山公園への移設を完了、翌4月より一般公開された。夜間にはライトアップも行なわれる。入場は無料だが、会議室の利用は有料で事前予約が必要となっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旧横浜ゴム平塚製造所記念館」の詳細全文を読む
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