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旧登米高等尋常小学校校舎(きゅうとよまじんじょうしょうがっこうこうしゃ)は、宮城県登米市(旧登米町)にある歴史的建造物。国の重要文化財に指定されている。 == 概要 == 1888年に建てられたコの字形をした二階建ての木造建築で、コの字の内側に吹き抜けの片廊下があり、正面玄関上がバルコニーとなっている。下見板張りの外壁に寄棟造の屋根を瓦で葺き、1870年代の擬洋風建築とは異なる和洋折衷で、当時の洋風学校建築の変遷を知ることができる建物である。 1980年代の半ば頃、地元の登米中学校建て替えの際に仮の校舎として使用されていた時期があった。 現在は教育資料館として開放され、建物の中は当時の学校を再現した教室や、戦前の教育に関する資料を展示している。また映画のロケ地としても利用されている〔ロケ地詳細 教育資料館(旧登米高等尋常小学校校舎) - せんだい・宮城フィルムコミッション〕 後身の登米市立登米小学校校舎(鉄筋コンクリート造、4階建、陸屋根)も地続きにある。 周囲には警察資料館、水沢県庁記念館などが明治期の建造物が多く現存しており、一帯は「みやぎの明治村」とも呼ばれている〔とよま振興公社:みやぎの明治村 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旧登米高等尋常小学校校舎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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