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旧長崎英国領事館[きゅうながさきえいこくりょうじかん]
旧長崎英国領事館(きゅうながさきえいこくりょうじかん)は長崎県長崎市にある歴史的建造物。国の重要文化財。 == 概要 == 在上海英国政府建築課技師ウィリアム・コーワンの設計により、長崎英国領事館本館として1907年(明治40年)に竣工した西洋館で、大戦中の1942年(昭和17年)頃まで当初の用途で使用された。1955年(昭和30年)に長崎市の所有となり、児童科学館の施設となった。その後1990年(平成2年)に国の重要文化財に指定され、1993年(平成5年)から新しく開設された長崎市野口彌太郎記念美術館の施設となった。しかし、2004年(平成16年)に行った構造力等の調査では、建物の不同沈下や構造クラックが見られたほか、煉瓦の壁の中に入っている帯状の鉄が腐食し爆裂している状況だったため、一般の入館は危険とのことから2007年(平成19年)に同美術館は移転、建物は閉鎖されて現在に至っている。2008年(平成20年)の文化庁の調査では、最も優先して保存修理を行うべき物件だとの回答であった〔http://www.city.nagasaki.lg.jp/syokai/760000/763000/p006397.html〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旧長崎英国領事館」の詳細全文を読む
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