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早川 英里(はやかわ えり、1981年11月15日 - )は、東京都世田谷区出身の女子陸上競技(長距離走・マラソン)選手。153cm・42kg。 東京都立駒場高等学校・成蹊大学出身。かつては谷川真理の所属するアミノバイタルACに長年在籍していたが、現在はTOTO陸上競技部に所属中。 == 略歴 == 初マラソンは大学在学中だった2002年12月のホノルルマラソン女子の部で、日本人でトップの4位に入る。翌2003年12月のホノルルマラソン女子の部では、日本人としては初の快挙となる同マラソン初優勝を達成した。 2004年12月のホノルルマラソンで女子の部2連覇を目指したが、途中転倒するアクシデントが響き、2時間28分台の自己記録(当時)を出したものの惜しくも2位だった。 2005年10月のシカゴマラソン女子の部で自己新記録を目標に出走するも、レース終盤脱水症状を起こし急失速、ゴール手前で意識朦朧となり数度転倒してしまい5位に終わり、自己記録も僅か40秒届かなかった。 その後は足のケガなど故障が長引き、マラソン等で満足な成績を残せなかった。2011年1月から山本光宏よりパーソナルトレーニング指導を受け始め、コンディションが徐々に回復。 2012年3月、名古屋ウィメンズマラソンでは11位、当時の自己記録に僅か8秒差で及ばなかったが7年振りに2時間28分台をマーク、復活の兆しを見せた。同年4月、アミノバイタルACからTOTO陸上部へ移籍。 2013年3月の名古屋ウィメンズマラソンでは、自己記録を約10年ぶりに2分以上更新し、2時間26分台の5位に入った。 2014年3月の名古屋ウィメンズマラソンでは、35km過ぎ辺りから田中智美と日本人トップ争いを演じたものの、40km付近で後方から追い上げた木崎良子(2位)に抜かれたが、再び自己記録を46秒更新する2時間25分台の3位〔当初名古屋ウィメンズマラソンで2014年首位・2015年2位だったマリア・コノワロワ(ロシア)が、2015年12月にドーピング違反で失格判定。同選手の2009月以降の記録・順位が抹消により、早川の順位が1つずつ繰り上がった。〕でゴール。この成績により、仁川アジア競技大会・女子マラソンに木崎と共に初選出となった。 2014年10月の仁川アジア大会女子マラソンでは、10kmを過ぎて2位・銀メダル獲得の木崎良子のペースアップについていけず脱落。レース後半に入ってから順位を上げ、競技場に入った後銅メダル獲得のリシャン・ドゥラ・ジェムジュ(バーレーン)がゴールラインを間違えるハプニングで、一旦早川が3位に上がるも、ゴール手前でジェムジュに再逆転されてしまい、惜しくも4位でメダル獲得はならなかった。 2015年3月、名古屋ウィメンズマラソンに出場したが、17km辺りでハイペースの先頭集団についていけず優勝争いから後退し、結局2時間30分台の9位〔に留まった。同年9月、ベルリンマラソン・女子の部に出場、日本人では田中智美に次いでの2番手・総合14位だった。 2016年3月、リオデジャネイロオリンピック女子マラソン・国内最終選考会となる名古屋ウィメンズマラソンに5年連続でエントリー。14Km地点までは、5Km毎約17分前後のペースメーカーについていく先頭集団に居たが、その後ペースダウン。結果2時間31分台の16位に終わり、リオ五輪日本代表選出はならなかった〔田中、1秒差で日本人トップ/名古屋ウィメンズ詳細(日刊スポーツ) 2016年3月13日記事〕〔名古屋ウィメンズマラソン2016 上位結果(公式サイト) 2016年3月13日掲載〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「早川英里」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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