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『天満宮菜種御供』(てんまんぐう なたねの ごくう)は歌舞伎の演目。通称『時平の七笑』(しへいの しちわらい)。初代並木五瓶・中邑阿契・辰岡萬作ら合作。全九幕。安永六年四月(1777年5月)大坂小川吉太郎座初演。 == 概略 == 近松門左衛門作の『天神記』や竹田出雲ら作の『菅原伝授手習鑑』など人気の丸本歌舞伎を下敷きに、歌舞伎独自の設定を施した時代物の長編。特に二幕目の「道真館」が有名で、明治時代に福地桜痴が活歴風に改作して九代目市川團十郎がつとめた型が今日に伝わる。 どうやっても非の打ち所がないような善人ぶりを見せる時平が、大詰めで悪人の本性を顕わすという近代的な人物設定が魅力で、並木五瓶の代表作の一つでもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天満宮菜種御供」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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