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時範記 : ウィキペディア日本語版
時範記[ときのりき]
時範記』(ときのりき)は、平安時代後期の官人平時範が記した日記右大記平右記右大丞記とも。その逸文から承保2年(1075年)から嘉承3年(1108年)にかけて書かれていたことが確認される。自筆原本は伝存しない。宮内庁書陵部永長2年(1097年)七月条と承徳3年(1099年)正月から三月条、国立歴史民俗博物館に永長元年三七月条など一部写本が伝存する。宮内庁書陵部所蔵分は、早川庄八と宮崎康充によって「書陵部紀要」14・17・32号に翻刻されている。
== 参考文献 ==

*早川庄八「時範記、承徳三年春」(『書陵部紀要』14号、1962年)
*早川庄八「時範記、補遺」(『書陵部紀要』17号、1965年)
*宮崎康充「時範記、承徳三年夏」(『書陵部紀要』32号、1980年)
*木本好信「『時範記』と平時範」(『平安朝日記と逸文の研究』、桜楓社、1985年)
*宮崎康充「平時範に関する覚書」(『書陵部紀要』41号、1989年)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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