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曖昧な文法[あいまいなぶんぽう] 計算機科学において、形式文法が曖昧な文法(英: Ambiguous grammar)であるとは、文字列の解釈が複数存在することを意味する(すなわち、構文木が複数対応する)。言語が「本質的に曖昧」であるとは、その言語が曖昧な文法でしか生成できないことを意味する。 == 曖昧なプログラミング == プログラミング言語にも曖昧な文法のものがある。その場合、構文解析時に意味的情報を加味しないと正しい解釈ができない。例えば、C言語での次の表記があるとする。 x * y ; これは、識別子 y を x へのポインタとして宣言しているとも解釈できるし、x と y の乗算の式とも解釈できる(後者の場合、式の値は捨てている)。2つの可能な解釈の一方を選択するため、コンパイラはシンボルテーブルを参照して x が typedef 名としてその時点で定義されているかどうかを確認しなければならない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「曖昧な文法」の詳細全文を読む
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