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曹無傷 : ウィキペディア日本語版
曹無傷[そう むしょう]
曹 無傷(そう むしょう、? - 紀元前206年)は、末の武将
史記の伝えるところによると、劉邦の部下で役職は左司馬であった。紀元前207年の冬、項羽は先にを降伏させ関中に入った劉邦に対し攻め寄せてきた。曹無傷は劉邦を見限り、項羽に密使を送って「沛公(劉邦)は関中王と称して秦の子嬰宰相として財産を独占するつもりだ」と讒言し、項羽の腹心の范増も劉邦を撃つよう勧めたことで、項羽は翌日に合戦することに決めた。しかし、劉邦は項羽の従父(叔父)の項伯の手引きで、釈明のために項羽の陣に赴いて自ら謝罪した(鴻門の会)。その際に項羽は「あなたの左司馬である曹無傷が私に讒訴したのだ」と述べたことで、劉邦は曹無傷の裏切りを知った。やがて、劉邦は帰陣すると、ただちに裏切者である曹無傷を処刑した。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「曹無傷」の詳細全文を読む



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