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曹継武(そうけいぶ)は中国の武術家。 心意拳(戴氏心意拳、心意六合拳、形意拳)の伝承者。陝西省出身。 心意拳の開祖姫際可は、心意拳を創設した後に、 伝えるべき者にこれを伝え、それが叶わぬ場合は、 この拳を失伝させる覚悟で有望な後継者を求め、 中国各地を訪れたが、そこで会った者たちはことごとく低俗で、 拳を教えるに足る人物を見つけ出すことは、ひじょうに困難であったという。 だが姫はついに、秋浦において曹継武という逸材を見つけ出すことに成功し、 心意拳は失伝を免れることとなった。 こうして曹継武は姫際可について拳を学ぶこと12年にして大成する。 そして朝廷の文官採用試験である科挙に首席で合格し、 陝西省の靖遠総鎮大都督にまで昇進し、退官後は洛陽において、 河南省出身の馬学礼と山西省出身の戴龍邦などに拳を授けた。 これが後に心意拳が、馬氏心意六合拳と戴氏六合心意拳に それぞれ分派するきっかけとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「曹継武」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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