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曽我二直菴[そが にちょくあん] 曽我 二直菴〔「二直庵」と表記されることが多いが、作品に押された印章では「菴」を使っており、初期の作品以外は款記も「菴」を用いていることから、こちらの方が正確だと考えられる(『曽我直庵・二直菴の絵画』展図録、p.41)。〕(そが にちょくあん、生年不詳 - 明暦2年(1656年)以降)は、江戸時代初期の絵師。通称は左兵衛、法号は直庵順蝿。 == 略伝 == 『扶桑名画工譜』『皇朝名画拾遺』『画乗要略』では、曽我直庵の子とされる。直庵から印章を継承し、明らかに直庵画の影響下にある作品や、「曽我直菴」署名のある二直菴作品もあることから、少なくとも直庵から二直菴への画系継承は確実だと言って良い。法隆寺蔵「鷹図」の添状「越前国曾我之家系図」では、曽我蛇足の末裔と記しているが、書体が作品の落款とは隔たりがあり信憑性は不明。 作画期間は17世紀前半から半ば過ぎ。直庵と同じく鷹の絵を得意としたと伝えられ、遺品も多い。また、花鳥画や山水人物画にも優れた作品が少なくない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「曽我二直菴」の詳細全文を読む
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