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替え玉受験(かえだまじゅけん)とは受験者以外の者が受験者本人になりすまして試験を受けることである。 大学入学試験のほか、国家試験などの試験でも発覚している(下述)。大学では入学試験以外でも定期試験で本人に成りすますケースがあることから、入学試験と同様に本人確認を厳しく行う大学も現れている。 これが発覚するともちろん失格になる。その大学の関係者(学生または教職員)が入試において替え玉となり受験者になりすまして受験したり、その他の加担(受験票をひそかに差し替えるなど)を行ったりした場合、その人も退学や解雇などの処分を受ける場合もある。受験票を偽造したり差し替えたりするほか、受験者になりすました人が本来の受験者の名で署名し、答案を作成し、提出することになるため、有印私文書偽造・行使などの刑事責任が問われることもある(例:)。 替え玉受験は英語で一般的に「proxy test-taking」(身代わり受験の意)と呼ばれる。 == 日本 == * 1975年の津田塾大学の入学試験で、受験生の父親で受験生の通う高校の英語教師でもある男性が女装して替え玉受験した〔津田塾大学女装替え玉受験事件 試験日2日目に父の女装発覚 - 週刊ポストセブン、2014年1月19日〕。 * 1991年の明治大学の入学試験で、なべやかん(なべおさみの息子で事件後たけし軍団入り)ら20人の替え玉受験が発覚、明治大野球部元監督ら3人が逮捕された〔月刊基礎知識 from 現代用語の基礎知識 ◆明治大学替え玉受験事件 〕。 * 国家資格である建築施工管理技士試験でも、資格スクールの職員が関与する大規模な替え玉受験が行われたことが発覚している。 * 配置薬販売業の社長が、髪形を変えるなどして自分の息子に成り済まし、『登録販売者』の資格試験(薬事法改正により設けられた)を、息子の代わりに替え玉受験していた事例が発覚している。 * 各企業が入社試験の一部としてウェブサイト上で行っている一般常識試験や適性試験において、十分な本人確認がされていないため替え玉受験に手を染める学生が相次いでいる。 * 2009年の中央大学理工学部の入学試験で、ある志願者が自身と替え玉受験者の証明写真を、それぞれパソコンに取り込んで合成、できあがった写真を受験票に貼り、2人のどちらにも見えるよう工作していたことが発覚した。 * 大学入試センター試験では、2008年に東京海洋大学試験場において、また2010年に京都橘大学試験場において、替え玉受験が発覚している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「替え玉受験」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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