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最初の生命 : ウィキペディア日本語版
原始生命体[げんしせいめいたい]
原始生命体(げんしせいめいたい、:Protobionta、:Protobiont)とは化学進化による生命誕生直後の状態を有する生命のことである。現在の研究では共通祖先古細菌および真正細菌にそれぞれ進化したとされているが、共通祖先が誕生する以前の生命についても論じられており、そのような生命を『原始生命体』と定義する。記事の内容では共通祖先と重複する部分はあるが、時系列的には
#化学進化
#原始生命体
#共通祖先
#真正細菌古細菌
という順番で進化が行なわれたと定義されている。なお、本記事では共通祖先では余り論じられなかった初期の生命の遺伝、代謝などの生化学について記述する。
別名、原始生命、原始細胞、共通祖先以前、など。
==原始生命体と共通祖先の具体的な違い==
上記に述べているが、原始生命体と共通祖先の違いとは、第一に『定義されている時間がことなる』点である。ただし、この時間自体は柔軟に考えられ、ある程度の重複が存在したと考えられる。
また、共通祖先という概念自体はカール・ウーズが古細菌を発見し、3ドメイン系統樹を描いた結果、真正細菌と古細菌はもともと1つの系統から分化したという系統樹の結果から生まれたものである。一方、原始生命体は化学進化による生命誕生以降の細胞(あるいは生命としても良いかもしれない)を定義したものであり、その概念を生じた発想は異なる。
*共通祖先:生物進化による生命の起源を論じた結果生じた概念
*原始生命体:化学進化による生命の起源を論じた結果生じた概念
つまり、化学進化によるものがより古い部分を論じていることから、それらの論じている時間のずれが生じるという第一の違いとリンクされる
また共通祖先はその生化学がほとんど論じられることは無く、遺伝的仕組みを有するか否か、のみが論じられ、それぞれ共通祖先を意味する異語が提案されている(コモノート、プロゲノート、センアンセスター、詳しくは共通祖先を参照)。一方原始生命体は科学的な実証が行なわれることは無いが既存の生物群より、その細胞の形態、代謝系、ゲノムサイズあるいは進化が論じられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「原始生命体」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Protocell 」があります。



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