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『最後は?ストレート!!』(さいごは?ストレート!!)は、寒川一之による日本の漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)にて2010年47号から2014年6号まで連載、その後『週刊少年サンデーS』(同)に移籍して2014年3月号から2016年2月号まで連載された。略称は「最スト」。 == あらすじ == 各分野の天才を輩出する千刻学園。ここでの英才教育を受ける特待生は、通常の生徒と違ういでたちから尊敬と畏怖をこめ「白服」と呼ばれる。この千刻学園に通う高津睦月は白服だが何の才能も見出せず、毎日ゲームばかりして授業にも出ないなど、やる気のない日常を送っていた。ある日、野球特待生として転校してきた溝口大河に、ライバルと意識する御角威斗に顔がまったく同じだったため間違われ、睦月の投球を見て御角にそっくりなフォームだったため才能を感じた大河によって、強引に野球の世界に引きずり込まれる。投手を体験していくうちに「才能がなくても投手をやりたい」と感じるようになった睦月は、姉の神無の協力もあって大河と共に学校内でチームメイト9人をかき集め、シニアチームを結成。御角が所属する渋谷シニアに挑むため始動させていく… ; 登戸シニア入団テスト編 : 「野球の天才」として千刻学園に入学してきた溝口大河にライバルと間違えられた高津睦月は溝口に強引に野球の道へ引きずり込まれる。元々何の才能も見つけ出せずくすぶっていた睦月を見てきた世話好きの姉・神無は溝口の話に乗り、嫌々の睦月を大河が入団予定の地元のシニアチーム・登戸シニアへの入団テストへ連れて行く。 ; vs広島カペラボーイズ編 : 登戸シニアの入団テストを終え、大河入団確実と思われたが大河のかつてのシニアチームの監督・達岡が移籍を認めていない事が発覚。それどころか大河を広島へ連れ戻す為、東京へやって来る。話を聞いた神無は達岡に「カペラボーイズに勝利する」ことを条件に大河移籍を許可させることに成功させる。睦月、大河、神無は学内で様々な分野の天才を集め、仮チームを結成。中国地方の強豪・広島カペラボーイズに大河の進退を懸けて勝負を挑む。 ; 千刻シニア結成編 : カペラボーイズを相手に勝利し何とか大河の移籍が認められたが、中途半端なチームに入ることは認められない為、新チームを創ることを決める。各分野の天才の助っ人たちの力も借りつつ、大河と神無は扇の要でもある捕手探しを始める。しかし、中々優秀な捕手が見つからず頭を抱える。そんな折、1人で投球練習に励む睦月は千刻軟式野球部で控え捕手である佐宗慶と出会う。 ; ゴードンカップ編 : メンバーを集め、千刻シニアは5月から始まるゴードンカップへの出場が決まる。組み合わせが発表され2回戦で御門擁する渋谷シニアとの試合も同じく決まる。渋谷シニアとの試合まで時間が無い為、更なるフォームチェックを試みる睦月だが、中々上手くいかない。その様子を見ていた大河に1回戦での登戸戦では新しいフォームを見つけ出す為の投球練習に専念するよう言われる。1回戦、睦月は大河の忠告通り、序盤から投球練習に専念し試合は壮絶な打撃戦となる。結果的に中盤に新たなフォームを完成させた睦月の好投、大河の活躍により勝利を収める。そして迎えた2回戦千刻シニアは全国指折りの名門・渋谷シニアとの闘いに挑む。 ; 横沢高校修行編 : 渋谷シニアにコールド負けを喫し、助っ人の白服生徒達もそれぞれ自分達の練習に戻って数日、睦月は御角直々に練習メニューを作ってもらいこなしていた。その折、知り合った青年・宿河原恭平と共に全国屈指の名門と名高い横沢高校監督の枡形に高校の練習に参加するよう声が掛かる。睦月が横沢高校の練習に参加している最中、神無は町で自分の母親そっくりの女性に出会い自分と弟・睦月との衝撃の事実を知る。 ; ミズタカップ編 : 恭平と共に横沢高校での修行をやり遂げた睦月。神無、大河の両名はミズタカップに参加するにあたり、チーム強化を図り、千刻シニアの新メンバー入団テストを実施する。その中で美姫の紹介でテストに参加した久地シニアの補欠投手である王禅寺若菜には意外な武器と隠された本性を持っていた。テストによって入団した新メンバーを加えた千刻シニアは渋谷シニアにリベンジするためミズタカップに臨む。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「最後は?ストレート!!」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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