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|- | colspan="2" style="padding: 0;"| |- | colspan="2" style="padding: 0;"| |- | colspan="2" style="padding: 0;"| |- | colspan="2" style="padding: 0;"| 『最遊記シリーズ』(さいゆうきシリーズ)とは、峰倉かずや原作による漫画作品『最遊記』、『最遊記RELOAD』(さいゆうきリロード)、『最遊記RELOAD BLAST』(さいゆうきリロード ブラスト)、『最遊記外伝』(さいゆうきがいでん)、『最遊記異聞』(さいゆうきいぶん)の総称。また、それらを元に制作されたドラマCD(ラジオドラマ)、OVA、テレビアニメ、劇場アニメ、小説、コンピューターゲーム、舞台(ミュージカル)などといったメディアミックス展開を含めた作品群である。 == 概要 == ; 作品の変遷 : 『最遊記』は、STUDIOバックギャモン発行の同人誌から始まり、その後エニックス(現スクウェア・エニックス)刊『月刊Gファンタジー』で1997年より連載開始。『Gファンタジー』の看板作品の一角となるが、2002年に連載を終了。 : その後、活躍の場を一賽舎(現一迅社)の『コミックZERO-SUM』に移し、『最遊記RELOAD』として2002年5月から連載、2009年6月をもって区切りを迎えたことに合わせ連載終了。同年12月より同誌にて連載開始した続編『最遊記RELOAD BLAST』に物語は引き継がれている。 : また、これらの物語から500年遡った時代の物語である『最遊記外伝』が『Gファンタジー』で同時連載を1999年にスタート。移籍に伴い掲載誌を『コミックZERO-SUM増刊WARD』(隔月刊)に変更して再開し、2009年7月号をもって連載を終えた。なお、移籍(いわゆるエニックスお家騒動)の影響で単行本は第1巻の発刊後長らく休止したが、2005年末に5年ぶりの続巻が発売され、同時にエニックスから発行後は絶版となっていた第1巻も新装版として発売された。 : 『最遊記外伝』の完結後、『コミックZERO-SUM増刊WARD』では新たな外伝『最遊記異聞』が2009年9月より連載を開始した。2010年9月28日、作者闘病のため、漫画連載を休筆することが発表された。2012年3月より連載再開。『ゼロサムオンライン』の開通に伴い峰倉かずや自身によるノベライズ『最遊記CROSSROADERS』が掲載中。 ; メディア展開 : 1999年にOVA、ドラマCDがされたのを皮切りに、2000年よりテレビアニメ、ラジオを展開し、2001年、劇場版とその小説版が発表された。2003年から2004年にかけて再びテレビアニメの放送が行われる。また、他著者によるオリジナル小説(峰倉かずやは挿絵)などの様々な発展を果たす。2007年には8年ぶりにOVAが発表された。さらに2008年からは、ミュージカル『最遊記歌劇伝』として、実写・舞台化もされている。 ; 『最遊記』誕生の経緯と作品の路線 : そのタイトル通り、中国の物語『西遊記』をモチーフにした作品であり、作者曰く「最も遊ぶ西遊記」という意味である。時代背景は昔の中国風だが、麻雀、缶ビール、タバコ、クレジットカードなど、現代の小物が多々登場するだけでなく、笑点や流行りものが話題に上るなど、独特の世界観を作り出している。また美形なキャラクターが多く、「ビジュアル系西遊記」と言われている。 : 『最遊記』は作者が高校生の時から構想し描き続けている作品である。『西遊記』をモチーフにしたのは、作者自身がテレビドラマで見ていて好きだったことが影響し、『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』を見たのを機に「自分でもパロディをやってみたい」と思い構想し描きはじめたことに由来する〔最遊記シリーズ ガイドブック「最遊人」作者インタビューより〕。 : 作品に登場する各キャラクターの設定は、オリジナルが含まれるが多くは原典である『西遊記』に沿ったものとなっている。なお、沙悟浄と猪八戒の表面的なキャラクター(性格設定)は入れ替えられている〔最遊記シリーズ ガイドブック「最遊人」 『西遊記』による『最遊記』の検証より〕。 : 物語や登場人物たちのイメージについて 作者の峰倉かずや曰く、「作品を描く時、好きな歌や歌手の印象から作品全体のイメージを作っていく」とのこと。『最遊記』の場合、主にB'zの楽曲が元となっており、特に『RUN』のイメージで描かれていると述べている〔。そのために、原作エピソードやテレビアニメのサブタイトルがB'zの楽曲名と被るものがある。 : 作者自身はシリーズのガイドブック「最遊人」の中で、『最遊記RELOAD』5巻発売時点で、作品ストーリーの展開構想を担当者と打ち合わせしたら、全て完結するまでにあと20巻ほど必要なことが判明し、担当者から「14巻()書くのに10年かかったのに、あと何年かけるつもりなんだ。『西遊記』の旅は14年なのに」と言われたことも述べている〔。実際、2008年現在の時点で作品の構想から15年以上経ており、本家『西遊記』よりも長いものとなっている。ちなみに作中の時間軸は、『最遊記RELOAD』第3巻収録エピソード「act.13.5 anniversary?」をもって、1年経過したということになっている。が、キャラクターたちに「6年も旅している感じ」と言われる(言わせる)など、ネタになっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「最遊記シリーズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Saiyuki (manga) 」があります。 スポンサード リンク
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