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月ヶ瀬梅林[ならしつきがせつきせ]
月ヶ瀬梅林〔表記については「#現況 - 表記」の節を参照〕(つきがせばいりん)は奈良県奈良市月ヶ瀬尾山とその周辺に位置する梅林である。五月川の渓谷沿いに梅の木が広がる様から月ヶ瀬梅渓とも呼ばれる。古くから有名な梅林で、日本政府が最初に指定した名勝の一つである。2007年現在、約1万3千本の梅が栽培されている。 == 現況 ==
=== 地勢 ===
月ヶ瀬梅林は奈良盆地と伊賀盆地の境に広がる大和高原の北側、京都・三重・奈良府県境付近に位置する。奈良市中心部からは東に約30キロメートル、三重県伊賀市中心部からは南西に約12キロメートルの距離にある。大和高原北側の府県境付近は木津川水系名張川の渓谷が続いており、特に月ヶ瀬梅林のある名張川下流域は五月川と呼ばれ、深いV字谷を形成している。 月ヶ瀬梅林はこのV字谷の斜面に広がる梅林である。「月ヶ瀬梅渓」と呼ばれる所以となった雄大な渓流は高山ダムの完成(1969年)によりダム湖の底に沈んだが、近年はその月ヶ瀬湖の湖水と梅林が調和し、新たな景観を形成している〔参考文献『月ヶ瀬村史』による。〕。 月ヶ瀬梅林は海抜200メートルから300メートルの高原である。高原の影響を受けるため、月ヶ瀬梅林に生育する梅の開花期は奈良市中心部よりも半月ほど遅れ、3月の中旬から下旬に満開となることが多い〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月ヶ瀬梅林」の詳細全文を読む
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