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月光荘[げっこうそう]
月光荘(げっこうそう)は、1917年(大正6年)に創業した日本の画材店。店名は歌人の与謝野鉄幹、妻の与謝野晶子と創業者 橋本兵藏が名付けた。 ==概要== 1940年、コバルトブルーの技法を発見し、純国産第一号の絵具を誕生させる。 その後、コバルト・バイオレット・ピンク(月光荘ピンク)を発明。 1970年の大阪万博を機にソ連絵画を扱い始め、画廊として成功を収めたが、1985年、当時の社長の中村曜子が世界救世教にレオナルド・ダ・ヴィンチの贋作「『岩窟の聖母』の聖母の顔のための習作」を21億5000万円で売り込もうとして国際的なスキャンダルとなる(月光荘事件)。中村が「『岩窟の聖母』の聖母の顔のための習作」をイタリアから無断で持ち出した行為はイタリアの文化財保護法に抵触する行為として問題になり、1988年6月8日、中村は世界救世教総長らと共にミラノ検察庁に起訴された。 このスキャンダルの影響により、1989年3月、会社更生法の適用を東京地裁に申請し倒産、負債総額は188億円にのぼった。以後は絵の具・画材部門だけが存続し、今日に至る。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月光荘」の詳細全文を読む
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