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月刊コミコミ : ウィキペディア日本語版
月刊コミコミ[げっかんこみこみ]

月刊コミコミ』(げっかんコミコミ)は、かつて白泉社が発行していた月刊漫画雑誌。単行本は、前身誌から引き続き「ジェッツコミックス」レーベルでの取り扱い。
== 概要 ==
白泉社唯一の男性向け雑誌として創刊された『少年ジェッツ』を前身として、1983年3月(5月号)に創刊された少年漫画雑誌。1988年10月(12月号)まで発行された。
独自のメディアミックス体制を持たなかったため、アニメ化・ゲーム化された作品は少ない。同時期の中堅雑誌『月刊少年キャプテン』(徳間書店)、『月刊コミックNORA』(学習研究社)、『月刊コミックコンプ』(角川書店)等が、創刊当初から想定された販売戦略ではないものの、メディアミックスのブームに徐々に乗って1990年代に続いた事と比較すれば、本誌はその過渡期の雑誌とも言える。
本誌は、前身誌の『少年ジェッツ』の流れを受け継ぐ「少年誌」という位置付けだったが、休刊後にリニューアル創刊された『月刊アニマルハウス』では「青年誌」にカテゴリーを変更した。休刊直前に連載されていた作品は未完に近い状態で中断し、未完に終わった『エルフ・17』や後に他誌で新シリーズが発表された『妖怪始末人トラウマ!!』のように新雑誌への移行は行われていない。
ただし、『ベルセルク』は本誌での新人賞受賞作をリメイクして『月刊アニマルハウス』にて連載が開始され、『ヤングアニマル』でも継続している。また、『低俗霊狩り』は中断の後、次の後継誌である『ヤングアニマル』にて再開されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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