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月刊タウン情報やまぐち(YAMAGUCHI)は、株式会社ザメディアジョンが編集制作・発行していた、山口県全域を対象とした、全県版のタウン情報誌。編集制作は、主にザメディアジョン山口支社が担当。 == 概要 == タウン情報やまぐちが販売されるまで山口県内には、全県を対象にした情報誌が無かった。(「月刊タウン情報とらいんぐる」というタウン情報誌は発行されてはいたが、長らく周南地区を中心とした紙面であった。現在も販売は、周南地区と県央部に限定されている)そこに、ザメディアジョンが山口に進出(創業者が山口出身であるため、事実上の「逆輸入」)。 山口朝日放送(YAB)との共同出版「山口グルメガイド」でブレイクし、取材網及び営業網を整備。その地盤をもって、1999年11月に創刊した。県内にある放送局(テレビ・ラジオ、FM、コミュニティFM)とも協力し、スポットCMも放送。 また「山口全県版」であることを最大の売りにし、認知度を上げていった。創刊から3年ほど経つ頃には、表紙に全国区で活躍するタレントを起用するようになる。また、創刊当初はモノクロのページもあったが、その後オールカラー化を果たす。 日本のタウン情報誌(県単位の地方情報誌)としては唯一、書籍流通における「全国誌コード」を取得しており、山口県のタウン情報誌でありながら、「全国誌」という特徴をもっていた。山口県内、広島県西部、北九州市(福岡県北部)の書店・コンビニエンスストアのほか、東京や大阪(東名阪福)の大手・大型書店でも、店頭に並んでいたこともある。 不景気による広告収入の減少が響き、2009年11月25日に発売された2009年12月号限りで事実上廃刊。ちょうど10年の歴史に幕を下ろした。また、休刊により山口支社も統合されることになり、ザメディアジョンは事実上山口県からの撤退となった(山口県に関する書籍の販売は継続する予定としている)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月刊タウン情報やまぐち」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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