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月刊プリンセス[げっかんぷりんせす]
『月刊プリンセス』(げっかんプリンセス)は、秋田書店が発行している女性向け漫画雑誌。1974年創刊。月刊誌。発売日は毎月6日。 == 概要 == 1974年12月に創刊した。掲載作品は長編漫画が主体である。創刊直後は少女漫画草創期から活躍していた赤塚不二夫、松本零士、わたなべまさこ、古谷三敏、24年組の萩尾望都、青池保子、木原敏江、ささやななえ、ポスト24年組の花郁悠紀子、1960年代に週刊少女フレンド(講談社)の看板漫画家であった細川智栄子、1970年代初頭に別冊少女コミック(小学館)で活躍していたあしべゆうほ、ニューウェーブの代表格である吾妻ひでおなどが活躍し、その後1970年代末に中山星香、山田ミネコ、1980年代に碧ゆかこ、冬木るりか、天城小百合、めるへんめーかー、風間宏子、高階良子、原ちえこ、坂田靖子、1990年代に山田圭子、浅見侑、もとなおこらが台頭して黄金期〔特に80万部を突破した1977年頃は『なかよし』(講談社)160万部、『りぼん』(集英社)135万部、『別冊マーガレット』(集英社)130万部、『別冊少女フレンド』(講談社)125万部であり、『月刊プリンセス』は少女漫画雑誌全体では5番目に人気のある雑誌であった。(詳しくは『雑誌新聞総かたろぐ 1979年版』を参照のこと)〕と言われた。しかし、現在有力な漫画家は細川智栄子など少数であり、読者からは世代交代の失敗・新人育成の問題などが指摘されている。また、1976年から30年以上連載が続いている『王家の紋章』の主力ファン世代と、本来の少女誌のターゲットである10代とで読者の二極化が進んでいる。 なお黄金期は『王家の紋章』(細川智栄子 あんど 芙〜みん)、『エロイカより愛をこめて』(青池保子)、『悪魔の花嫁』(原作:池田悦子、作画:あしべゆうほ)、『妖精国(アルフヘイム)の騎士』(中山星香)の4作品が看板となって長らく同誌を支えていた。『妖精国(アルフヘイム)の騎士』は2005年より姉妹誌『プリンセスGOLD』に移籍して2006年11+12月特大号にて完結。『エロイカより愛をこめて』は2008年に同社の姉妹誌『プリンセスGOLD』に移籍して2009年1月号から新たに連載を開始。『悪魔の花嫁』は姉妹誌『別冊ビバプリンセス』の1990年10月号に第二部連載が一旦終了したが、2007年に同社の少女漫画雑誌『ミステリーボニータ』6月号」で完全新作として突如連載が再開した。 以前は歴史・ファンタジー系作品が多かったが、近年(2000年代以降)は恋愛系の作品が増えつつある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月刊プリンセス」の詳細全文を読む
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