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月夜見宮[つきよみのみや]
月夜見宮(つきよみのみや)は伊勢神宮豊受大神宮(外宮)の別宮〔辰巳出版(2013):16ページ〕〔伊勢文化舎 編(2008):39ページ〕〔みらい出版(2013):64ページ〕〔学研パブリッシング(2013):69ページ〕〔JTBパブリッシング(2011):42ページ〕〔出版事業本部 国内情報部 第三編集部 編(2014):34ページ〕〔三橋(2013):124ページ〕。三重県伊勢市宮後一丁目3番19号に鎮座する神社である〔。 == 概要 ==
月夜見宮は外宮から北へ約300m、伊勢市駅から西へ約500mにある外宮別宮である。月夜見尊(つきよみのみこと)と、その荒ぶる神霊である月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)の2柱の神を同じ社殿に祀る〔〔。皇大神宮(内宮)別宮の月讀宮では月讀尊と荒御魂は別の社殿で祀っているが、月夜見宮では同じ社殿で祀るのが特徴である〔。1の社殿に2柱の神を祀る別宮は他に外宮別宮の風宮(かぜのみや)と内宮別宮の風日祈宮(かぜひのみのみや)があり、いずれも祭神は級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)である。 外宮の別宮の中では唯一の宮域外にある神社である〔〔〔。伊勢市街地にありながら、境内は静けさが保たれている〔〔。境内の三方を取り囲む堀は、宮川の支流の名残と考えられている〔〔。堀の北側を通る三重県道37号鳥羽松阪線は、毎年10月の神嘗祭に併せて行われる初穂曳(お伊勢大祭)の会場となり、外宮へ初穂を搬入する奉曳車が通過する。 外宮摂社の高河原神社(たかがわらじんじゃ)が月夜見宮の社殿右側の後方にある〔。社殿左側の後方には稲荷が祀られている〔。また右方には大楠があり、祈りを捧げる人もいる〔。ほかの境外別宮と同様に、神職が参拝時間内に常駐する宿衛屋(しゅくえいや)があり、お札・お守りの授与や、神楽や御饌の取次ぎを行っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月夜見宮」の詳細全文を読む
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