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月宮殿
月宮殿(げっきゅうでん、がっきゅうでん)または月宮(げっきゅう)、広寒宮(こうかんきゅう)、広寒府(こうかんふ)、蟾宮(せんきゅう)は、伝説に登場する月にあるとされる宮殿。日本風のよみをして月の都(つきのみやこ)、月の宮(つきのみや)などとも呼ばれる。 == 概要 == 中国の伝説では、宮殿があり、そこには不老不死の薬を飲んだあと月へと逃げかくれた嫦娥(じょうが)が住んでいるとされる。また巨大な桂の木が生えているともされ、そこでは罰として月宮殿へ流された呉剛(ごこう)という人物が永遠にその木(月桂、げっけい)を伐っているとされている〔袁珂 著、鈴木博 訳『中国の神話伝説』上、青土社、1993年 319-320頁〕。 仏教では、月宮殿の対として日宮殿(太陽)が存在しており、須弥山を中心とした世界観に登場している。日宮殿は縦横の広さが51由旬、月宮殿は49由旬あるとされる〔小野玄妙 『仏教美術』 甲子社書房 1926年 276-278頁〕。 日本の物語作品である『竹取物語』では、かぐや姫の帰る先として「月の都」が登場する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月宮殿」の詳細全文を読む
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