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『月明かりのキヲク』は、FEARによる『アルシャードセイヴァーRPG』のリプレイ。 リプレイの執筆はゲームマスター(GM)でもある田中信二、イラストは猫猫猫が担当している。2012年にファミ通文庫の公式サイトである『FB Online』に連載され、2013年3月に書き下ろしの「悲劇、吹き荒れる時」と合わせて文庫にまとめられた。 本記事では「悲劇、吹き荒れる時」についてもあつかう。なお、本記事では、書名は『』括り、リプレイ作品題は「」括りで表記する。また「第1話」とは「月明かりのキヲク」、「第2話」とは「悲劇、吹き荒れる時」を指す。 ==概要== 『アルシャードセイヴァーRPG』の発売とほぼ同時にWEB上で連載されたシリーズ。同時期に展開された『アルシャードセイヴァーRPG リプレイ』が前版に触れていないエントリーユーザーを想定していたのと比較して、本作は前版からのファンも楽しめるように意識されている。〔『月明かりのキヲク』 pp.378-381〕。 前版からのユーザーが「はじめからある程度深く楽しみたい」という需要の参考として、『アルシャードセイヴァーRPG 上級ルールブック』に掲載されている「7レベルでのキャラクター作成のレギュレーション」で作られたプレイヤーキャラクターを使用している〔『月明かりのキヲク』 p.10〕(第2話はここからさらに1レベル成長させている)。また、前版でのキャラクターを『セイヴァー』で使用するための実例として、前版リプレイの『翼の折れた愛と青春』や『アルシャードトライデント』のPCであった羽生じゅりあが参加している。 シナリオは「青春」をテーマに謎解きのフレーバーをまぶしたものとなっており、日常での交流シーンも数多く描写され、現代学園ファンタジーの王道とも言える物語構造で初心者でも入りやすくなっている一方、シナリオ内に組み込まれた謎や仕掛けには多様な工夫が凝られており、経験者向けの見所も用意されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月明かりのキヲク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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