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月面反射通信[げつめんはんしゃつうしん]
月面反射通信(げつめんはんしゃつうしん、)とは、地上の各々の無線局が月にアンテナを向け電波を発射し、その反射を利用して行う通信である。反射する電波は微弱かつドップラー効果があり、かつ月も地球も自転・公転により移動するため、通信をしない電波天文学に比べ、大がかりな設備を必要とする。事業用通信としての実用性は無くアマチュア無線でのみ実施される。 == 技術 == 月面の反射係数が非常に低く(最大で12%、通常7%程度)、そして往復約77万km以上の極端な経路損失(パス・ロス)(VHF-UHFバンドを使用し、変調型式およびドップラー偏移結果に依存するが約250-310dB程度)であるため、空中線電力100W以上の送信機、高感度の受信機、スタックした八木アンテナまたはパラボラアンテナなどの20dB以上の高利得かつ指向性の高いアンテナを要する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月面反射通信」の詳細全文を読む
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