翻訳と辞書 |
有害コミック騒動[ゆうがいこみっくそうどう]
有害コミック騒動(ゆうがいコミックそうどう)とは、特定の漫画作品を「猥褻」であり「有害」であるとして排除しようという運動と、それに対して起こった一連の騒動のことである。戦後から繰り返されてきた悪書追放運動の一つであるが、漫画作品に対する事例としては特に1989年以降のものを指す〔例えば米沢嘉博は「有害」コミック問題のおこりとして1990年6月の新宗教系団体によるキャンペーンをとりあげている(米沢、308p)〕。 == 概要 ==
1950年代から、青少年保護育成条例が全国的に制定されはじめ、青少年に有害な不良出版物が発禁処分となっていった。1960年代後半から1970年代にかけて『ハレンチ学園』の性的描写への強い批判が福岡県や三重県などを中心に起こった。 1978年ごろからエロ劇画ブーム、1980年代にはロリコン漫画ブームが始まり、その有害性に対する批判も高まっていった。それまで有害コミックを非難するのがPTAに代表される児童の保護者たちによるものであったのに対し、1989年以降の「有害コミック騒動」の発端となったのはのキャンペーンだった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「有害コミック騒動」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|