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有川浩 : ウィキペディア日本語版
有川浩[ありかわ ひろ]

有川 浩(ありかわ ひろ、1972年6月9日〔『文藝年鑑 2015』日本文藝家協会/編、新潮社発行、2015年6月30日初版 巻末「文化各界人名簿」より。〕 - )は、日本の女性小説家ライトノベル作家高知県出身〔。園田学園女子大学卒〔。
== 人物 ==
2003年に『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞し、翌年に同作にてデビューした。ライトノベルでデビューしながらも、2作目からは一般文芸書籍と同等のハードカバー出版が続いており、電撃文庫出身作家の中でも特異な存在である(文庫で出版されたデビュー作『塩の街』も、後にハードカバーで再出版された)。
2006年、4作目である『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。インタビューでは、自作を大人向けのライトノベルと語っており、一般文芸に活動の範囲を広げた現在でも自らを「ライトノベル作家」と称している。デビュー作以後、表紙にアニメ風のキャラクターイラストを使用しないのは、普段ライトノベルを読まない世代にも作品を手にとってもらうための策であり、子供向けのライトノベルの表紙がそういったイラストなのは本来、当たり前だと語っている〔日経ビジネスオンライン「ライトノベルを買う大人は恥ずかしいか?」(2007年2月23日)〕。
名前の由来は、「有川」は書店に本が並んだ時に“あ”から始まる名前なら棚の最初のほうにくるから。「浩」は、親が喜ぶと思って本名から一字抜出したとのこと〔http://d.hatena.ne.jp/sidnanba/20101214〕。また、「浩」が「ひろし」と読めるため男性だと勘違いされることも多い。影響を受けた作家に新井素子を挙げている〔TSUTAYAブックインタビュー、2013年4月20日〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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