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有栖川有栖 : ウィキペディア日本語版
有栖川有栖[ありすがわ ありす]

有栖川 有栖(ありすがわ ありす、本名:上原正英〔有栖川有栖『月光ゲーム』(1989年、東京創元社) p.300〕、1959年4月26日〔 - )は、日本小説家推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。大阪府大阪市東住吉区生まれ。上宮高等学校同志社大学法学部法律学科卒業。
== 経歴 ==
小学5年生で推理作家を志し初めて小説を執筆する〔創作塾 - 有栖川有栖プロフィール 〕。中学3年のときに長編「大いなる殺人」を書き上げて第21回江戸川乱歩賞に応募するも落選〔。高校1年生の時にSRの会に入会。大学時代は推理小説研究会(現「同志社ミステリ研究会」)に所属し、機関誌『カメレオン』に創作を発表するほか、デイリースポーツに犯人当て小説「殺刃の家」を発表〔。当時の部員に黒崎緑白峰良介加地尚武がいる。
大学卒業後、大手チェーン書店に就職する。1984年、『月光ゲーム Yの悲劇'88』の原型を第30回江戸川乱歩賞に応募するが一次予選を通過することはできなかった〔東京創元社編集部編 『私がデビューしたころ ミステリ作家51人の始まり』 東京創元社、2014年、136 - 141頁。〕。1986年、大学時代に機関誌『カメレオン』に発表した「やけた線路の上の死体」が鮎川哲也の編纂した鉄道ミステリーアンソロジー『無人踏切』に収録される。
1989年、江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇'88』が、「鮎川哲也と十三の謎」の一冊として東京創元社より刊行され本格的に小説化デビュー。
1992年に発表した学生アリスシリーズの第三長編『双頭の悪魔』が「週刊文春ミステリーベスト10」で第4位、「このミステリーがすごい!」で第6位と、初めてミステリランキングでベスト10に選出される。その後もしばらくは兼業作家として執筆活動を続けるが、1994年に35歳で書店を退職して専業作家になる。
1999年よりとの共作で、テレビ推理番組『安楽椅子探偵』シリーズ(朝日放送)の原作を担当。2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。
2001年、『週刊文春』に発表された1977年 - 2000年の24年間の作品を対象とする「20世紀傑作ミステリーベスト10」で『双頭の悪魔』が第19位に選ばれる。
2006年に発表した作家アリスシリーズの第七長編『乱鴉の島』が、「本格ミステリ・ベスト10」で第1位と初めてミステリランキング1位に選出されたほか、「週刊文春ミステリーベスト10」で第5位、「このミステリーがすごい!」で第19位に選出される。同年10月から読売新聞掲載の「有栖川有栖さんとつくる不思議の物語」の講評を担当する。
2007年に発表した学生アリスシリーズの第四長編『女王国の城』は「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価される。同年、統合によって新設された大阪府立千里青雲高等学校の校歌を作詞する。
2008年、別冊宝島『もっとすごい!! このミステリーがすごい!』で発表された「このミステリーがすごい!」1988-2008年版ベスト・オブ・ベストで『双頭の悪魔』が第8位に選ばれる。
2011年、「本格ミステリ・ベスト10」2012年版で発表された「2001-2010 新世紀 本格短編 オールベスト・ランキング」で「スイス時計の謎」が第2位に選ばれる。
2012年、「東西ミステリーベスト100」2012年版で『双頭の悪魔』が第22位に、『孤島パズル』が第95位に選ばれる。
2013年、「本格ミステリ・ベスト10」で『江神二郎の洞察』が第6位に選ばれる。
2015年、火村英生シリーズ13年ぶりの書き下ろし長編『鍵の掛かった男』が、「週刊文春ミステリーベスト10」で第5位、「本格ミステリ・ベスト10」で第7位、「このミステリーがすごい!」で第8位と評価され、「黄金の本格ミステリー」にも選出された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「有栖川有栖」の詳細全文を読む



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