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顎口虫症[がくこうちゅうしょう] 顎口虫症(がくこうちゅうしょう、英:Gnathostomiasis)はヒトが顎口虫の幼虫が寄生した中間宿主を生食することにより感染する疾病。顎口虫は本来終宿主であるイヌやネコ、ブタなどの哺乳動物の胃壁などで成虫となるが、人の体内においては成虫になることができず、幼虫のまま皮下を移動し続け移動性の浮腫などの症状を引き起こす。まれに腸管出血、腸閉塞、血管中を移動し心筋梗塞などが報告される。 == 顎口虫の生活史 ==
顎口虫の卵は水中で孵化し、第一中間宿主のケンミジンコに取り込まれる。これを捕食した第二中間宿主である淡水魚(カムルチー(ライギョ)、ドジョウ、フナ、ナマズ、ブラックバス、ソウギョなど)や両生類、爬虫類の体内で成長する。これらを終宿主である哺乳動物が捕食するとその体内で成虫となり産卵する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「顎口虫症」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gnathostomiasis 」があります。
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