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朝刊 : ウィキペディア日本語版
朝刊[ちょうかん]

朝刊(ちょうかん)は、朝に発行される新聞のことをいう。一般紙(全国紙地方紙)、スポーツ紙、業界紙などがそれに相当する。
== 概要 ==
一般紙の場合は24 - 40ページで発行され前日の時事、政治、経済、社会情勢、スポーツなどの記事を詳細に掲載している。スポーツ紙の場合は20 - 32ページで発行され前日のスポーツを中心に、芸能、社会などの記事を掲載している。
全国紙のうち関東東海近畿北海道福岡県などの主要都市の版、並びにブロック紙を含む地方紙(夕刊単独紙を除く)の多くは夕刊との「セット版」形式で販売するところが多い。また配送上の関係で夕刊の発行がない地域〔セット版を売る都道府県であっても山間部、離島など配送上夕刊が配達できない地区(兵庫県京都府丹後半島地域や、和歌山県南部など)もあるほか、伊豆諸島小笠原諸島佐渡島隠岐諸島壱岐島対馬五島列島奄美群島沖縄県を初めとした地域では、現在も空輸、船便での輸送が主であるので、朝刊は昼前後、更に地域によっては当日夕方か翌朝に配達になることも決して珍しいことではない。〕でも「統合版」もしくは「全日版」で必ず朝刊は発行される(産経新聞東京本社版や九州・山口特別版読売新聞中部支社版、毎日新聞北海道支社版、日本経済新聞札幌支社版のように朝刊単独紙もある)。
なお、毎月1回程度=基本的に第2日曜日(但し1月は1日、5月は5日こどもの日)乃至はその振替休日。ない月もある)の新聞休刊日実施日の翌日の朝刊は休刊となり当該日の放送番組表は2日分をまとめて掲載、スポーツや主要ニュースは休刊日明けの紙面=夕刊発行の場合は休刊日翌日の夕刊、朝刊のみの場合は休刊日翌々日の朝刊にまとめて掲載している。スポーツ新聞は休刊日翌日、鉄道駅売店・コンビニエンスストア等の即売向け専用の特別朝刊(号外扱い)を発行している〔年末年始は夕刊が休止となっている。また、1月2日はスポーツ紙の「即売特別朝刊」もないため、この日は1年で唯一全国紙・地方紙を含め新聞が終日発行されない。〕。
産経新聞は2002年2 - 4月に特別朝刊を発行。特に2月は他の全国紙も同様の特別朝刊を出した(3月は産経以外は通常通り発行し休刊日がなかった。詳しくは新聞休刊日#休刊日を巡る諸問題の項に譲る)。
以前は鉄道・航空・船便輸送が主であり、遠隔地の現地印刷がなかったころ、早版地域では締め切りが18-19時台であるため、プロ野球のナイター、あるいは国政選挙の即日開票の結果がまともに掲載できないことを配慮して、新聞社がそれら遠隔地の読者に対応するための「速報号外」を販売店にファクシミリ電送して、本編に織り込んで配達したこともあった〔参考例1 (1983年10月の読売新聞新潟県版。この当時は上述の理由により、東京本社の管轄地域のうち、東北、信越地方では夕方の早い時間に締め切られていたため、ナイターであれば試合開始から数えて30分-1時間ぐらいの結果しか知ることができなかった。新聞社やイベントによっては開催日の翌々日朝刊にも掲載されることもあり「一部地域で記事が重複します」との説明もあったりした)〕〔参考例2 (1983年ごろの右より朝日・読売・毎日。このように、途中経過しか掲載できなかった本編を補完する意味で、その試合の結果を印刷した号外を織り込んでいる)〕〔参考例3 (2009年高岡市議会選挙を伝える朝日新聞の号外)〕。
1980年代以後、新聞紙面を地方の印刷工場に電送する中継技術が確立するようになり、当初はNTTの地上デジタル電話回線網を使用して、更に1990年代からは通信衛星も活用し、全国紙の多くは、それまでの本社所在、ないしは周辺都道府県のみしかなかった工場を、地方都市にも建設するようになり、2000年代後半以後はコスト削減の観点から、地方紙との相互連携により、全国紙の地方紙工場への委託印刷が増えている(例として日本経済新聞は、自社工場のほか、北海道新聞新潟日報信濃毎日新聞神戸新聞山陽新聞琉球新報など、多くの地方紙に印刷を委託している)〔衛星通信を効率的に使用した新聞紙面伝送システム (日立製作所社内報「日立評論」1992年第7号(通算74号)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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