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株式会社朝日ビルディング(あさひビルディング)は、大阪市北区中之島にある、朝日新聞社関連のビルディング建築・運営を携わる会社である。 ==来歴== 1929年8月、朝日新聞の創刊50年を記念して、朝日新聞の社屋などを管理する会社として設立。まず、東京・有楽町の朝日ビルディングの建設を皮切りに、横浜市、大阪市、神戸市、福岡市などの朝日新聞の社屋、あるいは、関連企業のビルディングを建設するようになる。特に、神戸市の「神戸朝日ビル」は1934年に建築家・渡辺節により設計された「神戸証券取引所」を元に戦後映画劇場「神戸朝日会館」として再生。その後、施設老朽化に伴う改修でオフィスビルとしての機能も追加。神戸のビジネスの中心としてその名残りをとどめている。 また、中之島のビジネス街にあった新朝日ビルディングには、フェスティバルホール、リサイタルホールが設けられ、クラシック音楽を始めとした各種音楽コンサートに利用されていた。新朝日ビルディングは、2009年に解体され、2010年1月9日にフェスティバルホールを含む高層ビル「中之島フェスティバルタワー」の建設工事が着工し、2012年11月6日に竣工した。 グループ会社として、関西国際空港の機内食・免税店事業などを行う朝日エアポートサービス(略称AAS)がある。なお、AASの名前が付いているエイエイエスケータリングは同社と日本航空の合弁会社だったが、2006年までに保有株式をすべてグルメ杵屋に売却したため、資本関係はなくなっている。 2006年3月期の売上構成は不動産賃貸75%、劇場・ホール11%、ホテル事業2%、その他12%となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朝日ビルディング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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