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朝日新聞大阪本社(あさひしんぶんおおさかほんしゃ)は、京阪神を中心とした近畿地方(三重県の伊賀・東紀州を含む)及び中国(山口県を除く)・四国・北陸地方に於いて朝日新聞を印刷・発行する朝日新聞社の地域本社である。 == 概要 == 朝日新聞社は大阪発祥であり、現在も登記上の本店は大阪本社である。取材拠点として「社会部大阪版」を擁し、他の地域本社とは一線を画する取材体制を持つ。東京本社による新聞発行が不可能となった場合(地震や火災、戦災などの有事の際)には、その業務を引き受けるバックアップ機能的な側面もある。 夕刊も発行する「セット版」は近畿2府4県の全域のみ。他の地域(三重県伊賀・東紀州を含む〔名古屋本社管轄のほかの三重県は朝・夕刊セット〕)は朝刊のみの「統合版」である。 夕刊は他本社が1面題字横に「Evening」(東京本社版は『Tokyo Evening』)と表記されているが、大阪本社版は「Evening」ではなく、半円形に赤い字体で「夕刊 関西発」と表記されている〔2015年12月28日付までは丸囲みに赤い字体で「夕刊 関西発 100年」と表記されていた。但し、第97回全国高等学校野球選手権大会期間中は「高校野球100年」のロゴマークに差し替えられた。〕。 なお、富山県の版については1989年8月までは他の北陸地方と同じく大阪本社で編集・発行したが、読者に対する調査で、「東京志向が強い」として、同9月から東京本社で編集・発行(印刷は名古屋本社から行い、そこからトラック輸送する)という体裁が取られ、同9月1日には社告と特集が掲載されたが、合理化の一環で2011年4月1日から中日新聞北陸本社(北陸中日新聞発行元)の金沢市の工場で印刷されることが決まり、22年半ぶりに大阪管轄となった。大阪管轄に戻ったその日は特に特集は組まず「一部の特集や連載記事で体裁や連載回数が異なります。ご了承下さい」と書かれた程度だった。〔出典・富山の新聞事情 〕同じ北陸の石川県・福井県はこの期間も大阪発行のものを京都市の工場で印刷したものを届けたが、今回の機構変更で、石川県については富山と同じく金沢の北陸中日工場から委託印刷されたもの、福井県は従来同様京都市の自社工場で印刷したものを届けている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朝日新聞大阪本社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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