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朝銀 : ウィキペディア日本語版
朝銀信用組合[ちょうぎん]

朝銀信用組合(ちょうぎんしんようくみあい、朝鮮語:、略称:朝銀(ちょうぎん)など)は、日本金融機関である。かつては在日本朝鮮信用組合協会(朝信協、現在は解散)加盟の複数の信用組合が存在していたが、破綻(後述)後は大幅に整理された。
朝鮮銀行」(略称:鮮銀)や「朝鮮中央銀行」(朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の中央銀行)との直接的な関連性は無い。
==概要==
在日朝鮮人のために設立された朝銀東京信用組合の前身である同和信用組合を皮切りに、日本各地に同様の信用組合が都道府県単位で設立された。
呼称はそれぞれ、朝銀+(地名)+信用組合としており、一例として大阪府に設立されたものは「朝銀大阪信用組合」と呼称した。なお、呼称にある「銀」は「銀行」の略称ではない(銀行法第6条)。地域信用組合ではあるが主な顧客として在日朝鮮・韓国人を対象としていたため「民族系信用組合」とも呼ばれた。
バブル崩壊後は経営破綻が相次ぎ、かつて38組合あった朝銀も、16組合が破綻し全国7組合に再編された。
1967年、国税当局(関東国税局)の査察を実力で拒否した結果、同局の職員が機動隊に守られて職務を遂行するという前代未聞の事件(同和信用組合事件)を起し、後に国税庁との五項目の合意事項の締結に発展した。また、バブル崩壊後に破綻が相次いだ際は、その原因の不明瞭さとそれに関連した朝鮮総連中央本部への強制捜査に伴う一部の在日朝鮮人による組織的な反発活動、および破綻処理に伴う1兆円以上の公的資金導入などから朝銀事件とも呼ばれた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「朝銀信用組合」の詳細全文を読む



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