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木(き、)とは、 * 植物の一種を指すための用語。樹、樹木(じゅもく)とも言う〔平凡社『世界大百科事典』vol.6, p.528【き 木】岩槻邦男 執筆箇所。〕。木本(もくほん、植物学用語)とも。 * 用材や材木のこと〔『広辞苑』 第五版 p.620, 「き 【木・樹】」〕。 == 概説 == 「き」「木」や「tree」というのは古代から用いられてきた呼称・概念である。 現代では、「木」は高木と低木の総称である〔とも、木は大きさによって高木(喬木 きょうぼく)と低木(灌木 かんぼく)に区別する〔、とも。 「木・樹」と言って、たちき(立木)を指していることもある〔。また「木・樹」と言って、特に高木を指す場合もある。 現代の植物学では(素朴な言葉として用いられている「木」という語を避け、学術的な用語を用いる場合)「木本植物」という用語で呼んでおり〔、これは「草(草本植物)」と対比する語である〔。 硬い幹をもち、幾本もの枝があり、地面に根を張り、生長する。幹は木質化し、次第に太く成長する。枝の先には葉と芽を付け、花を咲かせ、主に種子をもって繁殖する。 高さは、高いものではたとえばオーストラリアのユーカリの一種や北米のセコイアオスギのように130mほどに達するものがあり、小さいものではフッキソウやヤブコウジのような例がある〔。 高木が集まってできた植物社会が森林であり、地球の陸地のほぼ半分は森林で占められているものの、近年は伐採(森林破壊)が進行中である〔。 木は古来、人間の生活・文化と密接な関係があり、洋の東西を問わず祭祀に何らかのかかわりを持っている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「木」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tree 」があります。 スポンサード リンク
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