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木浦鉱山[きうらこうざん] 木浦鉱山(きうらこうざん)は、大分県南部の佐伯市(旧宇目町)宇目大字木浦鉱山にあるスズや鉛などを産出した鉱山である。 ==地質== 秩父帯の石灰岩や粘板岩に大崩山系の花崗岩が貫入する際に形成されたスズ、鉛、亜鉛、ヒ素などを含むスカルン鉱床であり、仏像構造線の一部を構成する木浦衝上断層に沿って分布している。石英を母体とする鉱脈に磁硫鉄鉱、硫砒鉄鉱、黄鉄鉱、閃亜鉛鉱などを含む。西部にはコランダムや磁鉄鉱などを含むエメリー鉱の鉱床も見られる〔日本の地質-九州地方-編集委員会編 『日本の地質9 九州地方』 共立出版、1993年、ISBN 4-320-04668-4〕。エメリー鉱は研磨剤や舗装道路の硬質骨材などに使われる。日本でエメリー鉱は木浦鉱山だけで産出する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「木浦鉱山」の詳細全文を読む
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